良い気分でいないといけないとか、
ポジティブでいろとか、
ネガティブな感情がでたらとか、
常にポジティブでいることなんて、絶対できっこないさ。
嫌な感情に蓋をして無理やりポジティブになったとしても、
更に嫌なことが起こってくるのが関の山。
なぜなら
我々は究極的には感情を感じるために産まれてきたから。
嬉しいことはもちろん、悲しいことや、絶望、ありとあらゆる感情を感じるために産まれました。
想像してみてください。
生まれる前の魂が、全て満たされて、何不自由なく、
思い描いたものがすぐ実現して、その暑くも寒くもない時間が永遠に続くことを。
絶対安全。絶対に傷つかないし、命の危険等毛頭ない世界を。
たまには冷たいアイスを触りたいだろうし、
たまにはハラハラするジェットコースターに乗りたいだろうし、
たまには本当に命の危険を感じるスリルを感じたいかもしれません。
その色々な感情を経験するために産まれてきました。
今起こった嫌な感情は、魂がそれを経験したいから起こしたことであって、
その感情に蓋をして、せっかく手に入りそうだった感情をお預けにされたらもっと欲しがるでしょう。
だから、その感情を味わい尽くす必要があります。
味わうと言っても、常に悲観的に自分を責めて嫌な感情を引きずるわけではありません。
人によってこだわりや、生まれ育った環境で許せないことなど、感じ方は違うでしょう。
呼び捨てにされて嫌な人や、逆に親近感を持つ人、
それぞれ過去に何かあったからその感情が湧くわけでしょう。
その感情が湧いた理由を、自分の中の深いところに探しにいくのです。
例えば、仲間はずれにされて泣いてしまった場合、
幼少期に仲間はずれにされて悲しかったとか、
仲間はずれが怖すぎて常に人の顔色を窺っていたかもしれません。
その人にとっては孤独が怖かったのかもしれません。
もっと深掘りするなら、一人で食料を調達する自信がなかったのかもしれません。
自分が一人が怖かったことを認めてあげて、
それが良いか悪いか、ジャッジすることなく、
その感情が、今の自分の一部にとどまっていることを許可してあげます。
ただただ、自分の感情がそこにあることを許可してください。
こんな感情を抱く自分はダメじゃないんです。
こんな感情が湧く自分が最高でもないんです。
ただただ、自分のその奥深いところにある感情が居座ることを許可してあげてください。
それは、ずっとではなく、
3分程度です。
あまり長いこと感じ続けるとしんどいですから。
そこからは意識的にニュートラルになります。
すると、不思議なことに、同じ出来事が起こっても、嫌な感情が少しずつ薄まっていることに気が付きます。
そうすれば感情を解放できた証拠です。
練習していけば、次第にどんな出来事が起こっても陽と陰の作用があることに気が付きます。
というか、起こっていること自体に善も悪もなく、ただその事象が起きているだけ。
感情が湧くのは、過去の自分の経験からこびりついた感情から引っ張られたものか、
生存本能によるもの。
でも、生存本能を脅かすことは本当はそうそう起こらない。
仮に何かでおっ死んだとしてもそれはそれ。
どうせ遅かれ早かれお迎えは来るわけだから、それまでのあいだ楽しもうと吹っ切ってしまえ。
吹っ切ると意外と人生が好転したりするものです。
また、感情をありのまま、そのまま自分の一部でいて良いんだと認めてあげること。
今までのドロドロしたこびりついた感情を浄化してあげる。
例えるなら、流しにゴミが詰まって水が流れない状態のところに
上からポジティブな綺麗な水を注いでも、結局水が汚れるし、汚い水がシンクから溢れ出す。
そんなイメージ。
ドロドロしたこびりついた感情を浄化してあげましょう。
感情がクリアになったら、本当に自分の望む未来に意識を向けてみましょう。
壮絶妄想です。
でもそれでは「そんなのありっこない」って否定が頭をよぎってしまうから、
「これは全部私の妄想です」って自分に宣言してから妄想してみて。
そうすれば現実からの否定分が入りにくくなるから。
妄想して、億万長者になったり、モテモテになったり、世界中を旅したり、
思いっきりその時の感情を感じて、ムラムラ、もといワクワクしてみてください。
そして、今までの自分ではしていなかった少し新しいチャレンジを1日少しでもいいからしてみてください。
下着を少し派手なものに変えたとか、
行ったことのないコンビニに行ったとか、そんなので大丈夫。
想像もしていなかったところから、目標につながる話が舞い込んでくるから。
宇宙を信じてやってみて。
絶対成功すると思うよ。
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